おはようございます、星です。
皆様は、過去の失敗した出来事が頭に焼き付いて記憶から離れなかったり、現在目の前で起こっている出来事を悲観して暗い気持ちになることはありますか?
そのような時に、失敗したと感じる出来事やコンプレックスと感じる部分から事象の本質を見抜き、成功体験を抽出するワークをご紹介します。
自分の心を軽くし、考え方を変えるワークです。
皆様が過去あるいは現在、気持ちが暗くなるような出来事に直面しているとします。
そのことを思い出しては落ち込み、失敗したと悲観したり、自分の人生が嫌になるような出来事のことです。
そのような時、その事柄(事象)は、皆様が思っているよりはるかに大きなエネルギー体です。
下図のように、私たちは一見、起こった出来事の全体図をすべて把握することはできません。
初見ではなおさら、図の青い部分のように自分では失敗したと感じる部分に目がいき、実際にはもっと大きなエネルギー体のほんの一部だけをとらえて落ち込むことがあります。
例えば、
青い部分:向こう見ずで考えなしと言われる(自分でそう感じる)
全体像:即断即決できる素質や可能性のある人
赤い部分:行動力があり、必要な時にすぐに積極的に行動し周りの人がつかめないチャンスをつかむことが出来る
青い部分:人と話す時に言葉が出てこずコミュニケーションに苦手意識を感じる
全体像:コミュニケーションや言葉に関して、難しさも把握した上でその能力を幅広く扱うチャンスを与えられた、可能性に満ちた人
赤い部分:人と話す時に、数多くの言葉の選択肢の中から適切な言葉を選んで話ができる
青い部分:人の意見に左右され、言われたことに翻弄されながら生きる
全体像:人の意見に振り回される心の状態を学び、他人軸や自分軸について勉強する機会を与えられている人
赤い部分:自分軸について、理解し落とし込んだうえで、生きられるようになる
青い部分:人の顔色を伺って疲弊する
全体像:ちょっとした人の顔色や言葉尻から、相手の考えていることや感情を読み取る能力がある人
赤い部分:人とのコミュニケーションにおいて、一方的な押し付けで話をせず、相手の立場になり、癒しやヒーリング効果のある言葉をかけてあげられる
青い部分:人に対して批判的な感性が頭に浮かびやすい
全体像:人の本質に気が付き、人を見抜く能力にたけている人
赤い部分:周りをみて指導的役割に回ったり、コーチング的な役回りで活躍できる可能性がある
人員の采配や全体像を見る仕事にも生かすことが出来る
などです。
全体像の部分は、そのような特長のあるエネルギーを持つ人という意味です。
目の前の現実世界で起こる事象の全体像は私たちが想像しているよりはるかに大きいです。
今、皆様が目の前の出来事に落ち込んだり、うまくいかないと感じているのであれば、注目している部分は青色の部分である可能性があります。
青色の部分が見える(表出する、現実世界で目に見える形で現れる、問題となる)ということは、その本質はもっと大きなもので、その中には必ず赤色の部分も含まれます。
大切なのは、その特長の悪く表出している部分だけに目を取られすぎるのではなく、全体像を把握して、使える特長を抽出し、いいように表出するシーンを理解することです。
このようにして、自分がコンプレックスに感じている部分も視野を広げて内観することで、現在起こっていることや過去に起こったことも、成功体験として抽出することができ、自分の自信につながります。
その自信や気づきで、現在の考え方や過去の出来事などを変えることが出来ます。
星