こんにちは、星です。
以前にBLOGで記載していた陰と陽の考え方について、補足の記事を記載させていただきます。
陰と陽とは
中国の古くからの考え方に陰と陽の考え方があります。
これらは、太極という大きなエネルギーの塊の中にどちらも存在すると言われています。
陰と陽の分類
陰と陽は互いに補い合い、抑制しあうものです。
太極の中にどちらも存在します。
決して、陰と陽は対立し、どちらかが陽、どちらかが陰と完全に分けられるものではありません。
私たちができること
陰や陽の気が片方だけ強まりすぎることを防ぎます。
陰や陽の気が強まりすぎると、中医学でいう陰虚や陽虚の状態となり、精神的に不安定になったり、体に不調をきたします。
陰虚の人、陽虚の人
これらは完全に分かれるものではなく、また体質というのは常に変わりうるものでもあります。
どちらかの体質の中に、別の体質が紛れ込んでいる場合もあります。
完全に分類できるものではありませんが、参考程度に共有させていただきます。
・陰虚の人
行動力や瞬発力が高く、いつも忙しく動き回ることができるのですが、イライラすることが多い方です。
良く汗をかきあつがりの人が多いです。
・陽虚の人
気持ちが落ち込んだり考え込みすぎる方です。あまりあくせくと行動的に動く方ではありません。
休みの日は家で静かにしていることを好むような方です。
体は冷え性の方が多いです。
食事や運動との関係
・陰虚の人
陽の気が強すぎる方は、陰の気を取り入れるようにします。
食事でいうと、少し冷たいものや色の白いものを食べるようにします。
甘いものをとるのも効果的です。
体を温める食べ物や辛い食べ物をとりすぎないようにします。
飲み物ではお茶よりコーヒーを飲んだ方がいいです。
運動をする場合は、すぐにあつくなったり汗をかいたりするので水分摂取を心がけます。
・陽虚の人
陰の気が強すぎる人は、陽の気を取り入れるようにします。
食事でいうと、体を冷やさないよう暖かい食べ物を食べるようにします。
飲み物では、コーヒーよりもお茶(暖かい紅茶など)を飲んだ方がいいです。
体がひえる傾向にあるので、冷房や冷たい飲み物の飲みすぎに注意します。
運動をする場合は、長時間ゆっくりと継続できるような運動をするといいです。
日光浴をしながらストレッチをしたり、ゆっくりウォーキングをしたりします。
体質や食事、運動について陰と陽の観点から書かせていただきました。
ご自身の体についての正解は、いつもご自身が知っています。
食べ物も、運動も、そのとき取り入れていて心地よいと感じるものは、その時の自分に必要な要素であることが多いです。
ぜひ、皆様の体の声にも耳を傾け過ごしてみてください。
星